寺院が多い都道府県2位は大阪府、1位は？

▼ 寺院が多い都道府県1位は愛知県

文化庁の2020年版「宗教年鑑」では、寺院が最も多い都道府県は愛知県でした。

宗教年鑑に掲載されている愛知県の寺院数は4,558寺あり、2位の大阪府3,382寺に比べ圧倒的に多い寺院数です。

愛知県に寺院が多い理由としては、戦死した家臣を手厚く葬るために多くの寺院が建てられていた戦国時代に、人口の多かった尾張（現在の愛知県）では寺院保護に力を入れており、大小含めて多くの寺院が残ったと言われております。

また、江戸時代にはいずれかの寺院を菩提寺と定める檀家制度があり、戸籍を管理するうえで人口の多かった愛知県では、寺院の数も比例して多かったと推測できます。

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山号とは、仏教寺院につける称号のことです。山号自体は、その寺院がある場所の山の名称からつける場合と、仏教用語からつける場合があります。

古来日本では、髪型で身分や職業がわかる時代がありました。現代では、髷『大銀杏（おおいちょう）』をするお相撲さんと、頭髪を剃る『剃髪（ていはつ）』をするお坊さんのみが、判断できる職業となっております。

寺院数の多い順にランキング形式でまとめております。